マレーシアローカルに学ぶ熱中症対策!日本でできることはある?
2019/08/27

こんにちは、アロエリーナです
今日のタイトルSTROK HABA
これはマレー語で熱中症を指します。
そんなわけでここ最近気温が下がって過ごしやすい日が続いていますが油断してはいけないのが熱中症
熱中症が関係しているであろう死亡事故も絶えません
学校では子供たちを守るため運動環境の見直しや水筒を持たせて水分補給の機会を増やすなどの対策を講じています。
家でも暑いときはエアコンを活用する、水分補給するなど頻繁にTVなどでも呼びかけています。
それでもなかなか事故は減りません。
暑い毎日を過ごしていてふと思ったのですがマレーシアをはじめ常夏の国ってどうなっているんだろう?
日本のように四季がないから慣れているのか?
それとも何か対策があるのだろうか?
今日はマレーシアの熱中症についてまとめてみようと思います!
マレーシアの気候
マレーシアは常夏の国で四季はありません。
モンスーンの影響を受けて雨季と乾季があるくらいですが、乾季でもスコールが起きることはよくあります。
クアラルンプールの平均気温はだいたい最高33度、最低25度くらいです。
湿度も60%近いことが多いので熱中症になりやすい環境ではありそうです。
熱中症対策
水分補給
クアラルンプールの旅行でも気をつけたのが水分補給
ペットボトルを常備してこまめに飲みました。
地元の人たちも多くの人が水のペットボトルを持ち歩いていました。
中には1.5リットルほどの大きなペットボトルを持っている人もいたり、レストランではほとんどのお店でペットボトルの水が山積みになっていたり、モスクでも売られていました。
水以外にも飲んでいるもの
水だけでは水分は補給できても電解質は補給できません。
そこでマレーシアの人たちがよく飲むのが
100plus
スポーツドリンクに微炭酸が入った飲み物です。
はじめ飲んだ時はスポーツドリンクと炭酸の組み合わせに頭がついていけませんでしたが慣れると飲みやすいです。
それから涼茶という漢方のお茶
このお茶には体に溜まった熱を逃す作用があるのだそうです。
こちらは漢方のお店で飲んだりお店によっては缶などで売られているようです。
そしてクーリングウォーターというカルシウム分が含まれた水があります
こちらも薬のような扱いで年齢によって飲み方があるので常用には向きません。
サイのイラストが描かれたペットボトルで売っています
体を冷やすものを食べる
マレーシアにはたくさんのフルーツが並んでいます。
中には体を暑くさせるものや冷ますものがあり
暑い時は食べるものにも注意しているそうです。
例えばマンゴーやドリアンは体に熱を溜めてしまうので暑い時には食べないのだそう
先ほどのクーリングウォーターもパッケージにドリアンの食後に飲むことを勧めている文が載っています。
対してバナナやスイカなどは体を冷やす果物なので暑い時には進んで食べます。
1日の過ごし方も日本と違う
子供達は昼間は基本外で遊ばせません。
コンドミニアムには公園やプレイグラウンドがついているところも多いですが建物の影になるような場所や植樹をして直射日光が当たらない作りになっているところが多いようです
とはいえ完全な日陰でもないので日中はほとんど人がいませんでした。
日差しが弱まる夕方ごろになって活発になり
遊ぶ人も増えていきます
夜も遅い時間でも出歩いている人が多くショッピングも昼より夜の方が賑わいます。
まとめ
マレーシアの人たちは常日頃から熱中症にならないための生活をしています。
日本のように夏の間だけ対策をするというものではないので対策をするのが日常で当たり前なんですね。
日本とは食べ物も違いますし、過ごす時間を変えるのは四季のある日本では難しいですが、水分をこまめに取ることは誰でもできることです。
誰でも知っている当たり前のことですが夏の間は意識して積極的に取る、できることをできる限りやる他ないですね。
まだ暑い時期は続きそうなので気をつけながら過ごしましょう。
今日もお読みいただきありがとうございました!