知っておくべきマレーシアの水事情
2019/09/13

こんにちは、アロエリーナです。
先日実家に行ってきました。といっても30kmくらいの距離なので車で1時間もかかりません。
以前はもっと遠いところに実家があったのですが。
その実家で当たり前のように飲んでいた水
山水から浄水して、さらに標高が高い地域なので水道管も冷えているので冷たくて美味しいのです。
水は蛇口をひねれば普通に飲めるもの、というかそんなことすら考えたことも無かったのです。
大学で上京した時に水がぬるくて変な匂いがする!と感じて浄水器を使うようになり、美味しく飲めるのはありがたいことなのだと学びました。
今は浄水ではなくても普通に飲める水が多くなっていますね。
そんな日常生活に必須の水ですが、マレーシアではどのように水と生活していくのか調べてみました。
マレーシアの水は飲めない
最初からうわぁ…となる見出しです。
政府としては飲めるとしていますがあくまでも浄水した水に関してであって、その水を通す水道管がよくないので飲めません。
お腹を壊してしまうことがあるようです。
では、飲み水の確保はどのように行うのでしょうか?
飲み水確保の方法
浄水器を取り付ける
水道に浄水器を取り付ける方法です。
メリットはそのまま蛇口から水が飲めること。買わなくて済むので重い荷物を持たなくていいことでしょうか。
デメリットは安い浄水器だと飲用には向かず、野菜洗いくらいでしか効果がないこと、フィルター交換などをこまめに行わないといけない点です。
水を購入する
こちらも多くの人が購入して水を飲んでいることが想像できます。
というのも至る所で水が売られていますし、駅周辺を歩いている人の多くがペットボトルを持っているからです。
もちろん家では浄水しているかもしれないので詳しい事情まではわかりませんが。
ちなみに街で売られているペットボトルには2種類の水が売られています。
ペットボトルの種類
青色のキャップ
水や地下水を原料にした天然水です。
産地により含まれるミネラル分や水の硬度が異なります。
白色のキャップ
水から不純物をフィルターで濾して、蒸留した飲料水です。
ミネラルや有機物なども少なく、水が腐りにくいため長期間の保存が可能です。
人によっては美味しいとは感じられないそうですが、特に問題なく飲んでいました。
白色のキャップの水の方が安く、青いキャップの水だと少し割高となっています。
そのほかの方法
水を煮沸させて飲む方法もありますが、煮沸の場合15分以上煮沸しないと体によくない物質が増えてしまうそうです。
15分も煮沸させることを考えるとちょっと手間ですね。
また日本でも最近増えているヲーターサーバーを入れるという方法もあります。
コストはかかりそうですが浄水器のメンテナンスを考えるとこちらも良さそうですね!
最後に
水は飲用できないと記載しましたが、ホテルに滞在していた時は歯磨きのうがい程度には蛇口の水を使用していました。
ホテルであればもしかしたら安全かもしれませんが、しっかり洗面台にも水が置かれているのを考えるとうがいも使わない方がいい。というメッセージなのかもしれません。
日本で使っているように水を使用すると、たとえうがいであってもお腹を壊すかもしれないので当たり前のように使わないように気をつけなければなりませんね。
ちなみにシャワーは問題ないそうです、が、硬水なので髪がきしむことがあるそうです。
今後発展とともに浄水、水道管の設備もよくなって日本のように蛇口から安心して飲めるようになるといいと思います。
それでは本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました!